帝王切開体験記

帝王切開での出産が決まってから手術・術後までの出産実体験です!
手術室での様子や術後の状況など当事者にしか分からない事を書いてみようと思います。

■帝王切開での出産が決定!

妊娠9ヶ月のとき、子宮筋腫と逆子が原因で帝王切開での出産が決定。後日日程も決定しました。出産日が決まってどきどきです。

■入院

手術の2日前に入院。まずは色々説明を受けました。特別な処置等はなかったような気がします。

■手術前日

朝食を食べたら手術準備の点滴がはじまり、いよいよだな〜って感じがしてきました。昼食からは食事抜き・・・元気なのに食事がなくて寂しかったです。それから剃○・浣○・診察など、着々と準備は進んでいきました。

■出産当日!

朝起きたら術着に着替えてスタンバイ。もうすぐ赤ちゃんに会える嬉しさと手術への不安と筋腫手術への不安と期待、あらゆることを考えて複雑でした。

■出産開始

時間になり、麻酔の準備のための注射(?)をして、ベッドに寝たまま手術室へ移動。
手術台に乗せられてまず麻酔を腰に打ちました。痛かった。導尿も開始。
麻酔の効きを待ってる間に大きいお腹をかなり広い範囲で消毒されました。麻酔が効いたのを確認して、開始。
お腹を切ってる感覚は分かりました。うわぁっ切ってるよ〜と思いながら自分のお腹を見ようと思ったけど見えませんでした。麻酔がかなり効いていて、頭もうまく動かせない。
そうこう思ってるうちにだんだん気持ちが悪くなり吐きそうになりました。
呼吸も苦しくなってきて、うまく息が出来ず、周りにいる看護婦さんに伝えたかったけどそれも出来ないくらいひどい状態。
くるしいよー息ができないよー・・。ああ。私はこのまま死ぬんだ・・・と本気で思ったくらい。

そうしたら看護婦さんが「苦しいですか?」と言ってくれました。私は苦しいと言おうとしたけどそれも出来ず「く・・く・・い・・」
すぐに吐き気止めの薬を点滴に入れてくれ、酸素マスクのようなものを付けられました。吐き気は治まったものの息苦しさは全然おさまらず・・・。
「早く終わってぇぇぇ」と祈り続けていました。

「するっ」と何かがお腹から出る感覚。うまれたーー!!よかった・・・。しばらくしても産声が聞こえず、ペチペチと我が子をたたいている音が聞こえてきました。「えっ?うそ?早く泣いて!」手術台の上で祈りつつ待っていると元気のいい産声が聞こえました。ほっ。「おめめぱっちりのかわいこちゃんですよ〜♪」という助産婦さんの言葉は印象に残っています。(かわいこちゃんて死語では・・?)

すぐに子宮筋腫の手術に移りました。お腹の中をごそごそ探られてる感じ。痛くはないけど変な感じ。筋腫が取り出される瞬間は分かりませんでした。気が付くと縫合が始まっていました。きれいに縫い合わされ最後に巨大なホチキスのようなもので止めて終了。

■術後

当日、翌日は苦しくて苦しくて何度もナースコールしてしまいました。麻酔が切れて、傷の痛みと子宮の収縮するときの痛みがすごくて寝返りはもちろん、動く事もほとんど出来ませんでした。
2日後からは導尿もはずされ、自分でトイレへ行かなければいけませんでした。
部屋の中にあるトイレまで行くのに10分くらいかかったような・・・。まず起き上がるところから時間がかかり、立ち上がるのも一苦労。歩くのも、自分では必死に動いてるつもりだったけど人から見たら止まってるようだっただろうなぁ。腰は90度に曲がったままです。痛くて伸ばせません。
でも、3日後からは日に日に回復し、退院時(術後10日)には普通に歩いていました。人間の回復力ってすごいですね。

■感想

麻酔が効いてる間に終わるんだし、楽勝♪と思っていた私は甘かった・・・。


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